こんにちは、スキルクインテット代表の山内です。
今日はオフェンストランジションが原因でチームの得点が伸びない特徴をご紹介したいと思います。
今回オフェンストランジションは
①相手の攻撃を防いでオフェンスに繋げる切り替え
②相手に点を取られてしまってするボール運び
としてお話ししていきます。下の項目の原因を取り除けばチームの得点が伸びるかもしれません。
①時間をかけて運んでしまう
最初は時間をかけて運んでしまうです。
バスケはオフェンスに与えられた時間は24秒で、ハーフコートまで運ぶ時間も決められています。なので、時間を不用意にかけてしまうとオフェンスを作る時間やシュートを打つ時間が少なくなり、シュート回数などもどんどん減っていきます。
また8秒以上かけて運んでしまうとターンオーバーとなり、相手に攻撃権が移ってしまいます。
時間をかけずに運ぶことがオフェンス成功の確率を高めます。
②ボールを無くしてしまう
次はボールを無くしてしまうことです。
ドリブルの技術が乏しかったり、ヘッドアップ(前を見てボールをつくこと)ができなかったりして、激しいディフェンスにやられボールを無くしてしまうと、そもそも攻撃回数が減ってしまいます。
ドリブルの技術、ちゃんと視野を確保してドリブルをつくこと、ディフェンスへの体の当て方を練習することによって簡単にボールを失うことは無くなるのではないかと思います。
③チャンスを見つけようとしていない
次はチャンスを見つけようとしていないです。
ここでいうチャンスとは次の3つを指します。
①ノーマーク
②クローズアウト
③ミスマッチ
特に運びながらノーマークを見つけられないということはかなり致命的です。ノーマークが見つけれて尚且つそこにボールを供給できるのであれば、得点のチャンスにかなり恵まれるでしょう。ボールを運ぶときに安全に運ぶことも重要ですが、常にディフェンスの隙やミスがあればそこをつけるようになるととても良いです。
④勝負を仕掛けない
最後は勝負を仕掛けないです。
勝負を仕掛ける姿勢がなく運ぶことだけ考えると、③のようにチャンスを見つけることができませんし、もしディフェンスの準備が悪かったり、自滅してミスマッチやクローズアウトやフリーの選手を作っていてもそこにパスを早く供給することができず、時間が経てばディフェンスのミスでできたノーマークは無くなります。
オフェンスは運んだ後に攻撃を考えるのではなくて、運んでいる最中から攻撃を仕掛けることを頭に入れておくと、チームの得点もアップするのではないでしょうか?
まとめ
上記の四つ
①時間をかけて運ぶ
②ボールを無くしてしまう
③チャンスを見つけようとしてない
④勝負を仕掛けない
これらを改善して、ぜひ得点アップを目指してみてください。