こんにちは、代表の山内です。
今日は身長を伸ばす生活習慣について記載していこうと思います。
バスケはリングが高いところにあるスポーツなので、身長が高い方が有利に働きます。
身長は概ね遺伝だと言われますが、その伸びを最大限までに引き上げる工夫はできます。
今回は三つに絞ってお話ししていきます。
①睡眠について
人間は寝ている時に成長ホルモンが分泌が促進されます。
成長期に寝不足を感じるほどの夜更かしは将来の身長に影響する可能性が高いです。
成長期に理想の睡眠時間は9時間と言われています。
欧米の子供達と日本の子供達を比較すると、欧米の子供達は9割以上が睡眠時間9時間以上で寝ているのに対して、日本の子供達は3割程度と言われています。
もう一つのポイントは睡眠の質です。
睡眠途中で目が覚めてしまうと成長ホルモンの分泌が1度中断されてしまいます。
浅く、すぐに起きてしまう睡眠にしないためにも、寝る前のスマホやタブレット、子供の睡眠中での大人の生活音で睡眠を妨げる等をしないのが、背を伸ばす睡眠のコツなのかもしれません。
また塾や日頃の練習で遅く帰ってしまう子供はなるべく、睡眠時間を確保するためにもやるべきことは帰って早めに片付けることがとても大事です。
②栄養と食事
身長を決めるのは骨の長さで、骨が成長するときは、骨の端にある骨端線という部分の軟骨が成長し、その軟骨が次々と骨になっていきます。
骨端線の成長促進により、将来の最終身長が大きくなります。
骨端線の主な材料はタンパク質です。
一般的に骨の成長はカルシウムが大切だと言われていますが、それ以上にタンパク質摂取が成長にとっては大事なことなのです。
10歳〜18歳の理想的な1日の摂取量は「体重」×2gと言われています。
ということは体重が50キロならば、100g必要となってきます。
牛肉のサーロインで100gあたり、17gのタンパク質が入ってると言われています。
単純に計算すると、毎日500g以上のサーロインの肉を食べなければならなくなります。
ですが、これは現実的ではありません。
サーロインだけで1日のタンパク質量を全て摂ろうとすると家計的にも大変です。
タンパク質を含む主な食べ物は、肉・魚・卵・乳製品です。これらをバランスよく食べると、1日の摂取量も自然とクリアできます。
朝食に、卵や納豆、焼き魚などプラスすると良いでしょう。
③筋トレについて
ここでお話しするのは、ムキムキになるたのハードなトレーニングではありません。
筋肉がつきやすくなるのは、骨格の成長が止まってからです。
よく、「筋トレすると成長が止まる」と言われていますが、そんなことはありません。
前述した通り、筋トレを行なっても育成年代では、筋肉はつきにくいです。
ではなぜ筋力トレーニングをした方が良いのかお話しします。
結論からいうと、適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を促進させるからです。
激しいトレーニングをしてしまうと、骨を傷つけ、成長が妨げられることがありますが、適度であると、成長の手助けになります。
U13年代から正しいフォームで自重で始めて、成長に伴い、バーベルのみ持って、フォームをしっかりとしてやる、おもりをつけるなど段階に分けて行うことが良いです。
終わりに
身長・体重などは日々の生活がダイレクトに響いてきます。
1日1日何が大切なのかを考えて、食事・睡眠を中心に努力をしていくと、体が成長し終わった後にかなりの差が着くのではないかと思われます。
大切なのは、コツコツ継続です。